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2010-03-18

TV or RADIO?

前回の続き。城崎。


前回までは、ネットにやられていく業界と、テレビについてgdgd話したと思います。

なんで今回は本命RADIOについて。


現在のラジオ業界っていうのは、正直な話ネットなんかあろうが無かろうが厳しい状況です。
夜帯の主なリスナーだった受験生等若年層の聴取率が年々低下してるんですね。
携帯ミュージックプレイヤーの普及、テレビ一部屋一台の家庭の増加で若者がテレビを見る時間が増えたこと、等々色々ありまして、みんな聴かなくなってくる。まして不況の中、ラジオにCMを流す程度の企業が真っ先に削ってくる費用は当然広告費。
テレビ局とくっついてる放送局(例:ニッポン放送&フジテレビ、TBSラジオ&TBS)の中にはテレビ局側に赤字を補填してもらってたりするところもあるとか。
どこのラジオ局も財布開けたら小銭しか入ってないくらいのカツカツ経営な訳です。

ところがどっこい、メディア系企業というのは面白いもんで、その必然性からか、簡単には倒産出来ない造りになってるんですな。特にラジオは災害時に必要不可欠なものなので、原則として放送が【義務】付けられてまして。

だからどんなに貧乏だろうと簡単には根絶やしにされないんです。


でもそれだけならTVも同じ。まして潰れたときの影響の大きさから考えれば、TV業界の方がよっぽど倒産できないかもしれません。


それでもラジオを若干持ち上げるのは、やはりネットとの相性の良さなんです。


そもそもTVとラジオでは番組の形式が全く違う。

TVでは映像として放送されるわけですから、視覚的に面白いもの、不快にさせないものが評価を得るわけです。視覚に訴えられる分、与えるインパクトは大きいですが、映像を配信、という行為自体が結構特殊性を持つ分どうしても一方的な内容になりがちです。だってTVの中で視聴者のメッセージなんか読まれても読み手が口動かしてるだけで面白くもなんともないじゃないですか。むしろ資金力にモノを言わせてビジュアル的に映えるモデルとか面白い芸人をゲストに呼んだ方がウケますよね。



じゃあラジオはどうかと言えば、ラジオで求められるのは回しの上手さとトークスキルです。聴覚にしか届けられない分、好印象を得るためにはあらゆる工夫も必要になってきます。
その工夫の一つにリスナーからのメッセージがあるわけです。どんな番組でも、ラジオドラマとかでない限りはリスナーからのメッセージを募集するはずです。
これのメリットは、まずコストがあまりかからない、尚且つTVよりも規模が小さいのを逆手に取ることで、リスナーに「自分も送ったら読まれるんじゃね?」と思わせることも出来ます。というよりTVに応募するより当たる確率が高いのは当然ですよね。
このシステムによって、リスナーを「自分も参加してる!」気にさせて、はがき職人(今はメール職人か)みたいなコアなファンを生み出した訳です。


低コストと発信者と受信者の垣根の低さ。これはまさに今のネットでメジャー化しているものの共通項ですよね。
シロートでも記事が書けて、シロートでもそれにコメント出来るブログやmixi。
シロート同士で意見交換して常に発信・受信が混同している掲示板。
シロートが動画を発信してシロートがそれにコメント出来てしまうyoutubeやニコ動。
そしてこいつらはシロートでも充分払えるコストで成り立ってる(むしろゼロコストな)存在ですよね。


まさにラジオ型文化が花開いてるのがネット社会だと思います。


さらに言えば、パソコンっていうのはあらゆることを同時に作業、つまり「ながら」を合理的に出来る機械です。だったらそこに+αできるとしたらTVよりも「ながら」のベテラン、ラジオの方がしっくりきます。


…そんなこんなでネット社会におけるラジオの有利な点をあげてきましたけど、現実にラジオ業界はTVよりも遙かに早くネットとの融合をはかってきました。


BSデジタル放送(普及せず失敗←受信用設備が高かった…)→地上デジタル放送(アナログも災害時の為に維持せねばならないので完全移行は不可)
…と苦労しながらもデジタルに進出していく中で、簡易動画放送(ラジオのスタジオをカメラで映しながら放送する感じ)のスキル、インターネット放送(BS時代の低普及率等から、デジタル放送をインターネット上で全く同じように聴取出来るようにしているとこが結構ある)のスキルをドンドン上昇させています。

さらにインターネットラジオ局も相次ぎ開局。地上波放送よりも申請のハードルも遙かに低いので割と簡単に開局出来るんです。

さらにアップルがポッドキャストのシステムを作ってくれたので、おまけ番組や予告等、保存されても全然問題ない奴は各会社が一からセットしなくてもシステムに乗っかるだけで簡単に配信できます。



極めつけはコレ、つい先日試験的に始まった、IPサイマル放送、通称「radiko」です。
こいつのスゴいところは、今までのインターネットラジオが独自の番組、全世界が受信地域になっていたのに対し、このradiko放送では、関東なら関東の、関西なら関西の(まだ関東圏と関西圏のみ)エリアごとに、各地域の地上波で流れる放送がパソコンでそのまま聴けるんです。簡単に言えばラジカセをパソコンにぶっ込んだってことですね。

地域に溶け込むのが得意なラジオ業界にとって、配信地域が際限なく広がるのは必ずしもメリットがあるとは言えないのでしょうがないとして、何よりラジカセよりパソコンの方が多いんじゃないかって感じの今のこのご時世、なかなか勇気ある決断だと思います。


TV業界が未だにネット業界に中途半端にしか入り込めてない中、地上波放送を丸ごと持ってくるっていうのはスゴいことなんですよ。


こうやって、地味ながらも、あの手この手でラジオを当たり前の存在として維持させ続けている限り、この業界は儲かんなくてもなんとか首の皮一枚繋げてやってける気がします。


とにもかくにも頑張れラジオ。なんだかんだで若年層だっていっぱい聴いてるんだから!


では。超長文失礼。


追伸:ところでTVはいつになったら本気になるんでしょうかね。ダウンロードされる事にアレルギーを感じ続けている限り無理かな。別に俺はパソコンもそんなに詳しくないから落とす落とさないはよくしらんけど、ネットでコピペを繰り返すとそれが莫大な宣伝効果を生み出す(twitterに企業がこぞって参加してる理由でっせ)のを自覚したほうが良い。被害者ぶってないで、それに乗っかる位の事をしなきゃひ弱な建て前だけじゃすぐにやられちゃうのに。
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すばらしい!

まさにラジオとネット業界は相性がよい!!
twitterはとんでもなくラジオ向き!!

radiko・・・。話は聞いていたけどまだチェックしてないわ~。
やはりラジオ業界は熱い!!がんばれ!
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ヘタリーノ同盟

Author:ヘタリーノ同盟
城崎八七:しつこいけど一応言っときます。「きのさきやしち」です。「きさき」って読むアニメキャラも居るそうですが。
宮城春人:もう思い出に浸る側なのね……           
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